●沿革
日本星景写真協会は、全国の星景写真家(プロ・アマ問わず)の情報交換・相互交流の場として、1997年に有志数名でメールのやりとりをするようになったのが始まりです。
長らくメールによる情報交換と年1回の交流会を続けてきましたが、次第にメンバーも増え、2005年12月5日に写真同人ウルフ・ネットがウェッブサイトを公開したことを機に、きちんとした全国組織として旗揚げすることになりました。
その後、発起人が中心となって会則の策定作業などの組織作りを進め、2006年6月24日に長野県諏訪市で開催された第1回総会にて、会則の施行ならびに役員の選出を行い、組織としての本格的な活動を開始しました。
●目的
本協会が対象とする「星景写真」とは、星空と地上風景を同一画面に収めた「星のある風景写真」のことで、1988年に月刊「スカイウオッチャー」編集長(当時)の川口雅也氏が提唱されて以来、アマチュア天文家の世界ではこの分野の写真を専門的に撮影する人も増え、いまでは天体写真の一ジャンルとして認識されています。
しかし、風景写真家の世界ではまだまだ認識が薄いのが現状です。撮影に時間がかかるわりに得られる作品数がごくわずかという特殊性もあってか、星の風景に挑戦される方も増加傾向にあるとはいえ、毛色の変わった夜の風景といった扱いをされることが多いようです。
本協会は、星景写真を目指す全国の同志(プロ・アマ問わず)が協力して、この分野を広く世の中にアピールしていくことによって、風景写真というすでに確立した世界の中に、星景写真という一つの新しいジャンルを提案し、築いていくことを目的としています。
また、星景写真作品の多くは、深夜に長時間の露出を行うことによって生み出されるものです。この特殊で孤独な撮影活動を長期にわたって継続していくのは並大抵のことではありません。本協会では、会員が互いに刺激しあいながら切磋琢磨することによって、それぞれの気力の充実と技術の向上に役立つよう、情報交換と相互交流の場を積極的に提供していきます。
●事業
現在は、年1〜2回の交流会(1泊2日)のほか、メーリングリストやソーシャル・ネットワーキングサイトの協会専用コミュニティ(非公開・会員のみ参加)を運用し、会員相互の情報交換を行っています。また、2008年1月から2010年3月にかけて全国各地で第1回巡回写真展、2012年2月から2014年8月にかけて第2回巡回展を開催しました。
今後は、なるべく早い時期に第3回巡回展の準備に着手するなど、巡回展の定例化を当面の目標にして、事業を進めていく予定です。
●組織
本協会は、星景写真家である「正会員」「準会員」、本協会の活動を支援する「賛助会員」(企業スポンサーを想定)
、および星景写真に興味を持つ人なら誰でも参加できる「会友」によって組織されています。
現在の役員体制と会員数は以下の通りです。 (2015年6月に役員を改選しました)
会 長:竹下育男
副会長:大西浩次
顧 問:服部完治
理 事:中川達夫、竹之内貴裕、安田幸弘、古勝数彦
有賀哲夫
監 事:小沼光良
<会員数> 2015年6月現在
正会員: 14名
準会員: 43名
賛助会員: 0名
会 友:164名
●会費
入会金 5,000円
年会費(正会員) 5,000円
(準会員) 2,000円
(賛助会員)10,000円(一口)
*会友は入会金、年会費とも無料。
(注) この会費額は創立初期の暫定的なものであり、今後の事業展開に応じて漸次
改訂させていただく予定です。定期的な写真展の開催が軌道に乗るころには、
入会金10,000円、年会費は正会員10,000円、準会員5,000円程度とすることを
想定しておりますので、あらかじめご承知おきください。
●事務局
「写真同人ウルフ・ネット」内
mail:aspj08@aspj.halfmoon.jp
HP:http://aspj.halfmoon.jp/
口座:三井住友銀行名古屋支店 普通預金口座
口座番号:7491478
口座名義:日本星景写真協会
(注) SPAM対策のため、メールアドレスは適時変更いたします。
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